代表挨拶
「心」の通いあう居場所づくりを
日ごろより当法人の運営に関し、ご支援・ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
特定非営利活動法人 宅老所 心は、平成15年(2003年)に産声をあげました。
現在、小規模多機能型居宅介護や地域密着型通所介護など介護保険サービスにより地域で安心して暮らしていただくための事業を行っています。
また並行して地域住民の方が主役として活躍していただくための地域づくり事業にも取り組んでいます。
法人を立ち上げた頃、地域のある高齢者の方の「いつでも寄れる居場所をつくってえな」という言葉から居場所づくりが始まりました。
あれから月日は経ち、地域も大きく様変わりしてきています。少子高齢化や人口減少が進み、暮らし方の変化や関係の希薄化により地域力が弱まってきているとも言われています。
しかし、このような時代だからこそ、すべての人が地域での暮らしにおける安心感と生きがいを見つけ、自分たちの手で地域をつくっていくという意識を持っていただけるお手伝いができればと考えています。
宅老所心は大きな組織ではありませんが、その代わり「機動力」「柔軟性」「先駆性」を持っているNPO法人だからこそ担うことができる役割があります。
「地域の中にこんなものがあったらいいよね」というものを追い求め続け、みなさまと一緒に地域づくりを進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申しあげます。