令和05年度 事業報告
日ごろより当法人の運営に関し、ご支援・ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
昨年は法人設立20周年を迎え、11月に執り行った式典および催しの際には、地域の方を始め、来賓の皆さま、関係機関の皆さまなど多数お越しいただきました。
各事業所においても、小規模多機能型居宅介護事業所心が14周年を迎え、小規模多機能型居宅介護事業所こころねが11周年、地域密着型通所介護事業所心のほとりが7周年、そして小規模多機能型居宅介護事業所心のさとが4周年を迎えることになります。
事業におきましては、心・こころね・心のほとりは年間を通し安定的に利用者が推移し経営状態も安定したものの、心のさとについては徐々に利用者数は増えてきているものの依然として経営的には厳しい状況が続いています。
新型コロナウイルス感染症が感染症5類となって以降、地域の方にも来ていただけるイベントを開催するなど、地域との結びつきを深めることにより利用者の増加につながるような取り組みを行いました。
また、昨年8月からは草津市の委託事業である「アウトリーチ支援事業」を行っております。これまで高齢者や障がい者、子どもなどそれぞれの分野でいわゆる縦割り的な制度から抜け落ちたりする制度の狭間にある人や、家族全体で複合的な課題のある人に対し、相談に来られるのを待つ従来型の受け身の体制ではなく、こちらから積極的にアプローチを行い早い段階での課題解決につなげていこうとするものです。
今後もさまざまな取り組みを通して、地域のみなさんに愛され安心して利用していただける事業所づくりに邁進していきたいと考えておりますので、これまでと同様にご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
ありがとうございました。
理事長 村田美穂子
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